機能性・味覚面を合わせた価値訴求が活発化する
ゼロ・オフ飲料
2013年 ゼロ・オフ飲料の市場分析調査

商品番号 mr120130068
価格 ¥ 95,700 税込
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概要
2011年度のゼロ・オフ飲料市場は、前年より微増の8,815億円となった。種類別では、コーヒー飲料と紅茶飲料、茶系飲料が前年を上回った。コーヒー飲料では無糖ブラックや微糖タイプの商品が好調に推移。また、茶系飲料と紅茶飲料ではカフェインをゼロ・オフにした商品投入の活発化や訴求強化が奏功した。

2012年度は、前年比6.5%増の9,384億円となる見込み。種類別では、スポーツ・機能性飲料を除く種類が前年を上回ると見られる。特に、炭酸飲料と茶系飲料、紅茶飲料は2桁増と好調に推移すると見られる。このうち、炭酸飲料は、機能性を付加した新商品のゼロ・オフ飲料が市場拡大に寄与すると見られる。また、茶系飲料は、市場全体が回復の兆しを見せる中、主要メーカーがカフェインゼロ・オフ訴求の強化、および、商品投入により、他社商品との差別化を図っている。この他、紅茶飲料では、砂糖も甘味料も使用しない無糖タイプが主要メーカーの販促活動により、定着しつつある。

商品面では、1つのゼロ・オフ訴求だけにとどまらず、複数の価値訴求を行い、高付加価値商品として提案するものが増えている。具体的には、カロリーや糖類、脂肪、カフェインに関するゼロ・オフ訴求を掛け合わせたものに加え、脂肪の吸収などの健康機能を付加したものが挙げられる。この他、消費者からの味覚の評価を考慮したものも見られる。

当資料では、近年健康志向の高まりを背景に拡大を続けるゼロ・オフ飲料に注目し、カロリーや糖類・砂糖、脂肪、カフェインに関するゼロ・オフ訴求を行う商品の展開状況と市場動向を調査分析。また、さらなる市場活性化を図るための提案や、今後の市場性についてレポートする。

目次
調査概要

【総市場】
 1.調査対象範囲
 2.栄養表示基準制度
 3.主要参入企業一覧
 4.アイテム展開状況
  1)全体
  2)種類別商品展開状況
  3)メーカー別商品展開状況
  4)訴求別商品展開状況
 5.甘味料使用状況
  1)全体
  2)種類別使用状況
   (1)甘味料の有無
   (2)種類別甘味料使用状況
  3)メーカー別使用状況
   (1)甘味料の有無
   (2)メーカー別甘味料別使用状況
  4)甘味料併用状況
  5)甘味料メーカーの方針
 6.ゼロ・オフ飲料の市場規模分析
  1)全体
  2)種類別市場規模推移
  3)種類別ポジショニング
  4)種類別ゼロ・オフ化率
  5)メーカー別市場規模推移
 7.主要メーカーの方針
 8.商品化の方向

【市場編】
 1.炭酸飲料
 2.果汁飲料
 3.コーヒー飲料
 4.紅茶飲料
 5.茶系飲料
 6.野菜系飲料
 7.スポーツ・機能性飲料
 8.健康系飲料

《市場編調査項目(各社共通) 》
 1.市場背景
 2.アイテム集計
  1)全体
  2)メーカー別
  3)訴求別
 3.甘味料使用状況
  1)甘味料の有無
  2)メーカー別甘味料別使用状況
 4.ゼロ・オフ飲料の市場規模推移
  1)全体
  2)メーカー別
  3)ブランド別
 5.主要メーカーの方針

【個別企業編】
 ★日本コカ・コーラ
 ★サントリー食品インターナショナル
 ★キリンビバレッジ
 ★伊藤園
 ★アサヒ飲料
 ★大塚ホールディングス
 ★ヤクルト本社
 ★ダイドードリンコ
 ★カルピス
 ★サッポロホールディングス
 ★ポッカコーポレーション
 ★日本たばこ産業
 ★ハウス食品グループ
 ★味の素ゼネラルフーヅ

《個別企業調査項目(各社共通) 》
 1.企業概要
 2.商品展開状況
  1)ゼロ・オフ飲料の投入経緯
  2)商品一覧
  3)アイテム分析
   (1)種類別
   (2)訴求別
 3.甘味料使用状況
 4.販売規模分析
  1)種類別売上高
  2)ブランド別売上高
 5.商品政策

資料体裁:A4判 199頁
発 刊 日:2012年11月16日