コンシューマーレポートNo.361
2024年 妊婦・授乳期の栄養ニーズ(第2弾)

-母親の自分自身に対する栄養の意識がアップ!-

商品番号 cr220240501
価格 ¥ 462,000 税込
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【調査概要】
◆今回、現在妊娠中もしくは授乳中の20~40代女性832人を対象に、栄養に関するアンケート調査を実施した。今回は2019年に続き、二回目の調査となる。

◆今回の調査では、2019年と比べて、大きく2つの変化がみられた。

◆まず一つ目の変化としては、母親の自分自身の栄養に対する意識の高まりが挙げられる。妊娠前と比べて、「自分の栄養」が気になるようになった人は69.9%、「子どもの栄養」が気になるようになった人は71.3%となり、栄養に対する意識は「自分」<「子ども」となった。しかし、その差は前回よりも縮まっており、「子どもの栄養」と同じくらい「自分の栄養」も気にする人が増えている。

◆また、妊娠中・授乳期の女性が「意識的に摂取している成分に期待する効果」をみると、全体的に「子どもの健康に関する効果(子どもの健やかな成長、子どもの障害・疾患リスク回避、子どもの脳の発育など)」の出現率が低下する一方で、「母親の健康に関する効果(ストレスを和らげる、疲労感を軽減する、睡眠の質を良くするなど)」の出現率は上昇傾向となっており、母親自身のケアに対するニーズが高まっている様子がうかがえた。

◆二つ目の変化としては、授乳期以降の「健康食品・サプリメント」の摂取意向の高まりが挙げられる。妊娠中・授乳期の女性に今後の栄養摂取に対する意向を尋ねたところ、妊娠中・授乳期は「健康食品・サプリメント」から、授乳期以降は「食事」から栄養を摂りたいとする人が多かった。授乳期以降に「健康食品・サプリメント」のニーズが低下する傾向は前回と同じだが、今回の調査では授乳期以降も「健康食品・サプリメント」で栄養を摂りたいとする人が39.9%(前回から10.8pt増)と大幅に増加しており、妊婦の栄養摂取に対する意識に変化がみられた。

◆なお、妊娠中・授乳期の女性が「普段から自分のために摂っている成分」では「鉄」「ビタミンC」「葉酸」、「産後、自分のために摂りたい成分」では「鉄」「ビタミンC」「カルシウム」がトップ3となっており、前回からは「葉酸」「たんぱく質」「ビタミンD」の出現率がアップしている。

◆当レポートでは、妊娠中・授乳期女性の心身や栄養に対する意識の変化などに加え、サプリメントの利用に対する意識、マタニティサプリメントの摂取実態、今後の栄養摂取への考え方および栄養サポート食品のニーズなどを調査。さらに年代別、妊娠周期別に加えて、「スタンダードママ」「ストイックママ」「コスパママ」「キャリアママ」「ベテランママ」「センシティブママ」「イマドキママ」の7つのクラスターでも分析している。

【主な調査内容】
■妊娠後の心身の変化
■現在の栄養摂取への意識
■具体的に摂っている成分
■妊娠中・授乳期のための健康食品・サプリメントの摂取実態
■今後の栄養摂取への考え方

【調査方法】
WEBによるアンケート調査
調査エリア:全国
対象:現在、妊娠中もしくは授乳中の20~40代の女性832人
(20~40代女性23,908人から抽出)

【調査実施日】
2024年7月19日

目次
■調査概要
■被験者特性
■事前調査
■本調査

【分析編】
1. 妊娠を希望する女性が実施していること
2. 妊娠・出産にともなうつらい症状
3. 栄養に対する意識の変化
4. 栄養に関する情報源
5. 具体的に何で栄養を摂っているか
6. 現在摂取している成分
7. 妊娠中・授乳期のための健康食品・サプリメントの摂取実態
8. 妊娠・出産のステージごとに必要な栄養の理解度・意識の高まり
補足:妊娠・出産のステージごとに必要な栄養の理解度・意識の高まり
9. 栄養摂取に対する価値観の変化①(母親の自分自身に対する栄養意識の高まり)
参考:母親が自分のために摂っている(摂りたい)栄養成分
10.栄養摂取に対する価値観の変化②(サプリメントでの栄養摂取に対する賛否)
11. 栄養摂取に対する価値観の変化③(栄養摂取に対する考え方)
12. 妊娠中・授乳期に獲得したユーザーを継続的に囲い込むには
13. 妊娠中・授乳期の女性が今後摂りたい商品や成分
14-1. クラスター別分析:スタンダードママタイプ
14-2. クラスター別分析:ストイックママタイプ
14-3. クラスター別分析:コスパママタイプ
14-4. クラスター別分析:キャリアママタイプ
14-5. クラスター別分析:ベテランママタイプ
14-6. クラスター別分析:センシティブママタイプ
14-7. クラスター別分析:イマドキママタイプ

【集計編】
1.妊娠の希望期間(SA)
2.妊娠のために実施したこと(MA)
3-1.意識して摂取した成分(MA)
3-2.最も意識して摂取した成分(SA)
4.自身の栄養状態や栄養摂取について(SA)
5-1.妊娠してからつらかったこと(MA)
5-2.妊娠してから最もつらかったこと(SA)
6-1.頻繁に食べたくなった食品・食材(MA)
6-2.食べなくなった(食べられなくなった)食品・食材(MA)
7-1.自分の栄養に対する意識(SA)
7-2.子どもの栄養に対する意識(SA)
8-1.自身の栄養を気にして摂る健康食品・食品(MA)
8-2.子どもの栄養を気にして摂る健康食品・食品(MA)
9-1.自身の栄養を気にして摂っている栄養成分(MA)
9-2.子どもの栄養を気にして摂っている栄養成分(MA)
10-1.現在摂っている栄養の摂取期間〈属性別〉(SA)
10-2.現在摂っている栄養の摂取期間〈成分別〉(SA)
11-1.摂取している栄養に期待した効果〈属性別〉(MA)
11-2.摂取している栄養に期待した効果〈成分別〉(MA)
12-1.妊娠するためサプリで栄養を摂ることについてどう思うか(SA)
12-2.妊娠中・授乳期にサプリで栄養を摂ることについてどう思うか(SA)
13-1.妊娠するため飲料で栄養を摂ることについてどう思うか(SA)
13-2.妊娠中・授乳期に飲料で栄養を摂ることについてどう思うか(SA)
14-1.妊娠するためゼリー飲料で栄養を摂ることについてどう思うか(SA)
14-2.妊娠中・授乳期にゼリー飲料で栄養を摂ることについてどう思うか(SA)
15-1.妊娠のためのサプリメント摂取に賛成である理由(MA)
15-2.妊娠中・授乳期のサプリメント摂取に賛成である理由(MA)
16.葉酸に関する知識の認知度(SA)
17-1.知っている商品(MA)
17-2.摂ったことがある商品(MA)
17-3.現在摂っている商品(MA)
17-4.現在主に摂っている商品(SA)
18-1.商品を知ったきっかけ〈属性別〉(MA)
18-2.商品を知ったきっかけ〈商品別〉(MA)
19-1.商品を購入した理由〈属性別〉(MA)
19-2.商品を購入した理由〈商品別〉(MA)
20-1.商品の摂取期間〈属性別〉(SA)
20-2.商品の摂取期間〈商品別〉(SA)
21.妊活・妊婦・授乳期のための対策商品を摂る理由(MA)
22-1.妊活・妊婦・授乳期のための対策商品を選ぶポイント(MA)
22-2.妊活・妊婦・授乳期のための対策商品を選ぶ最大のポイント(SA)
23.対策商品を摂り始めたタイミング(SA)
24.企業・ブランドへの愛着度(SA)
25.企業・ブランドへの愛着が高まった理由(MA)
26-1.妊活の対策商品に使った金額(SA)
26-2.妊婦・授乳期の対策商品に使った金額(SA)
27-1.妊活の対策商品の購入場所(MA)
27-2.妊婦・授乳期の対策商品の購入場所(MA)
28-1.妊活中の情報源(MA)
28-2.妊娠中・授乳期の情報源(MA)
29.妊娠中や授乳期の栄養摂取に対する今後の考え方(SA)
30.どんな時にどんな商品で栄養摂取をしたいと思うか(MA)
31.普段から自分のために摂取している成分(MA)
32.授乳期以降の栄養摂取に対する考え方(SA)
33.授乳期後、自身のために摂りたい成分(MA)
34.次の子どもを欲しいと思っているか(SA)
35.次の子どもを妊娠する時の栄養の摂り方に対する意識(SA)
36-1.妊娠前に自身の栄養を意識して摂りたい成分(MA)
36-2.妊娠前に子どもの栄養を意識して摂りたい成分(MA)
36-3.妊娠中に自身の栄養を意識して摂りたい成分(MA)
36-4.妊娠中に子どもの栄養を意識して摂りたい成分(MA)
36-5.産後に自身の栄養を意識して摂りたい成分(MA)
36-6.産後に子どもの栄養を意識して摂りたい成分(MA)
37.育児に対する意識・考え方(SA)
38.子どもの将来像(MA)
39-1.妊娠(直)前の身体的不調(MA)
39-2.妊娠に悪影響を及ぼしそうな身体的不調(MA)
39-3.自身の妊娠の妨げになったと思う身体的不調(MA)
40.現在の子どもの人数(MA)
41.就業環境(SA)
42.価値観・ライフスタイル(SA)

【資料体裁】
A4判137頁

【発刊日】
2024年10月4日