コンシューマーレポートNo.312
2021年 睡眠サポート食品(機能性表示食品)利用者のペルソナ分析とニーズ分析

―「ストレス」「不安・緊張」「運動不足」が原因となり睡眠に悩む高年層が増加!―

商品番号 cr220210451
価格 ¥ 429,000 税込
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【調査趣旨と結果】
◆今回、現在自身の睡眠の悩みの改善・質の向上を目的に、「睡眠サポート機能性表示食品」を定期的かつ継続的に摂取している20~60代男女930名を対象に、睡眠と睡眠サポート機能性表示食品に関するアンケート調査を実施した。なお、今回は2018年に続き、2回目の調査となる。

◆睡眠の悩みの原因については、前回調査(2018年)と比較すると、「ストレス」や「不安・緊張」、「運動不足」などの出現率が増加している。特に、男女ともに高年層において出現率が増加しており、「ストレス」では男性高年層が72.7%(2018年度比+9.8pt)、女性高年層が66.8%(同+7.1pt)、「不安・緊張」では男性高年層が53.0%(同+6.4pt)、女性高年層が53.9%(同+13.2pt)、「運動不足」では男性高年層が44.5%(同+19.3pt)、女性高年層が42.2%(同+17.3pt)となっている。

◆また、新型コロナウイルスの影響によって増えた睡眠のトラブルについても、「ストレス」や「運動不足」などに関する回答の出現率が高くなっている。全体では、「仕事に関するストレスが原因で眠れない」が32.5%で最も多く、次いで「日常生活の制限によるストレスが原因で眠れない」が31.8%、「運動量が減り、寝つきが悪くなったため、睡眠時間が減った」が28.7%、「人間関係に関するストレスが原因で眠れない」が27.8%と続いている。特に、男性高年層では「仕事に関するストレスが原因で眠れない」、女性高年層では「日常生活の制限によるストレスで眠れない」の出現率が全体よりも高くなっている。

◆さらに、質の良い睡眠の条件について尋ねたところ、「眠りが深いこと」の出現率が76.5%で、2018年よりも7ポイント高くなっていることから、“就寝中の眠りの深さ”を重視している人が多い。また、「目覚めがすっきりしていること」といった“起床時”や、「短い睡眠時間でも日中に眠くならないこと」などの“日中”に関する回答も、2018年よりも出現率がやや増加している。

◆このほか、ブランドの摂取率については、「グリナ(味の素)」が19.3%で最も多く、次いで「ヤクルト1000(ヤクルト本社)」が14.7%、「ネルノダ(ハウスウェルネスフーズ)」が11.9%と続いている。特徴としては、「ヤクルト1000(ヤクルト本社)」や「ネルノダ(ハウスウェルネスフーズ)」、「届く強さの乳酸菌W(アサヒ飲料)」などの前回調査時以降に発売された商品が上位にランクインしていることが挙げられる。一方、前回調査時より展開されている商品については、前回調査時と比べ、多くの商品において出現率が減少している。具体的には、「グリナ(味の素)」が2018年度比-27.2pt、「賢者の快眠(大塚製薬)」が同-12.4pt、「グッスミン(ライオン)」が同-8.7ptなどとなっている。

◆当レポートでは、睡眠サポート機能性表示食品利用者における睡眠の実態や睡眠に対する価値観、主要商品の摂取実態、魅力的な睡眠サポート食品のコンセプト、今後の商品ニーズなどを調査。性別、性年齢層別に加えて、「コロナ影響タイプ」「パフォーマンス重視タイプ」「睡眠の質低下タイプ」「寝不足タイプ」「ストレスタイプ」「なんとなくタイプ」の6つのクラスターでも分析している。

【調査方法】
■WEBによるアンケート調査
■調査エリア:全国
■対象:現在、自身の睡眠の悩みの改善・質の向上を目的に、「睡眠サポート機能性表示食品」を定期的かつ継続的に摂取している20代~60代の930人(20~60代男女90,000人から抽出)

【主な調査内容】
◆睡眠の実態
◆睡眠に対する意識・価値観
◆商品の摂取実態
◆魅力的な商品コンセプトやキーワード
◆今後のニーズ

【調査実査日】
2021年7月30日

目次
■調査概要
■被験者特性
■事前調査
■調査票

【分析編】
1.機能性表示食品の摂取実態(摂取経験・現在の摂取状況)
2.睡眠の悩みの実態
3-1.新型コロナウイルスの影響①
3-2.新型コロナウイルスの影響②
4-1.睡眠時間と満足度の実態①
4-2.睡眠時間と満足度の実態②
5-1.睡眠に対する意識や考え方①
5-2.睡眠に対する意識や考え方②
6.商品の摂取実態
7.商品に期待した効果
8.商品への愛着度
9-1.魅力的な商品設計①
9-2.魅力的な商品設計②
10-1. クラスター別分析:コロナ影響タイプ
10-2. クラスター別分析:パフォーマンス重視タイプ
10-3. クラスター別分析:睡眠の質低下タイプ
10-4. クラスター別分析:寝不足タイプ
10-5. クラスター別分析:ストレスタイプ
10-6. クラスター別分析:なんとなくタイプ

【集計編】
1-1.改善したい睡眠の悩み(MA)
1-2.最も改善したい睡眠の悩み(SA)
2.悩みを抱えるようになった時期 〈コロナ前後〉(SA)
3.睡眠の悩みの原因(MA)
4.コロナの影響によって増えた睡眠のトラブル(MA)
5-1.理想の睡眠時間(SA)
5-2.実際の睡眠時間(SA)
6.コロナの影響による睡眠時間の変化(SA)
7.質の悪い睡眠が招くこと(MA)
8.日常生活への影響(MA)
9-1.質の良い睡眠の条件(MA)
9-2.コロナの影響で意識するようになった質の良い睡眠の条件(MA)
10.睡眠の満足度(SA)
11.睡眠に対する意識や考え方(SA)
12-1.知っている商品(MA)
12-2.過去摂取したことがある商品(MA)
12-3.現在摂取している商品(MA)
13.商品を知ったきっかけ(MA)
14.メーカーのホームページを見るまでに行ったこと(MA)
15.機能性表示食品と認識したか(SA)
16.機能性表示食品を選んだ理由(MA)
17.機能性表示食品を摂り始めた理由(MA)
18.商品の購入理由(MA)
19.摂取期間(SA)
20.摂取頻度(SA)
21.リピート率(SA)
22.定期購入サービスを利用しているか(SA)
23.期待した効果(MA)
24.効果実感度(SA)
25.効果以外で満足している点(MA)
26.効果以外で不満な点(MA)
27.商品を乗り換えた経験(SA)
28.コロナ以降に商品を乗り換えた理由(SA)
29.一つ前に摂取していた商品(SA)
30.商品の離脱理由(MA)
31.商品をどの程度おすすめしたいと思うか(SA)
32.商品を購入することができなくなったらどう思うか(SA)
33.困らない理由(MA)
34.次にどの商品を摂取したいか(MA)
35-1.普段から行っていること(MA)
35-2.寝る前の習慣として行っていること(MA)
36.今後どうなりたいか(MA)
37.コンセプト評価(MA)
38-1.魅力的なキーワード 〈いくつでも〉(MA)
38-2.魅力的なキーワード 〈ひとつだけ〉(SA)
39-1.現在摂取している剤型(MA)
39-2.今後摂取したい剤型(MA)
40-1.一緒に摂りたい商品(MA)
40-2.一緒に摂ったらよい効果があると思う商品(MA)
40-3.合わせることで独自性・新奇性があると思う商品(MA)

体裁:データ(レポート本文のPPT、PDF、ローデータを収録)
※【CD-ROM収録内容】
1)本文PDF 2)本文パワーポイント
3)データ編(基本クロス集計・単純集計・ローデータ・調査票・FA)

発刊日:2021年9月30日