効果面の改善と歯周病を自覚していない人への啓蒙活動が課題
コンシューマーレポート№129
シニアの歯周病に関する調査

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概要
今回、シニア世代の歯周病対策実態および今後の対策意向を探るべく、歯周病の疑いのある症状を持つ人を対象に調査を実施した。その結果、今後何らかの歯周病対策をしていきたいとした人は9割強であった。その中で、歯周病対策商品を使用したいとした人は半数に及ぶ。特に、「女性」「40～50歳代」「歯周病を自覚している人」において、歯周病対策商品の使用意向が高い。
今後使用したい歯周病対策商品としては「歯周病予防の歯みがき剤（ペーストタイプ）」や「洗口液」をあげる人が多かった。これらの商品に対しては「歯垢の除去」「歯と歯の間の食べ物の除去」「口臭」の予防効果などが求められている。
現状、歯周病対策商品の使用者は、「効果面」での不満を持つ人が多いことから「効果面」での商品改良が望まれる。また、歯周病の疑いのある症状を持ちながら歯周病を「自覚していない」という人が4割強と多く、これらの人は対策商品の使用意向も低いことから、歯周病を自覚させ、普段から対策商品によるケアがいかに重要であるかの啓蒙活動が課題になる。

調査方法
インターネットによるアンケート調査（A4判・15枚）
調査エリア：全国
対象者：「歯周病｣の疑いがある40～79歳の男女
有効サンプル：600人



目次

調査概要

被験者特性

分析編　
1.今後の歯周病対策意向は？
2.歯周病対策商品のターゲットは誰か？
3.どのような商品を使いたいと思っているのか？
4.現状の対策商品の使用実態と評価はどうか？
5.今後の課題は何か？

集計編　
1.歯周病の認知度（SA）
2.歯周病について知っていること（MA）
3.歯周病を意識して心がけていること（MA）
4.歯周病を自覚しているか否か（SA）
5.歯周病の原因（MA）
6.歯周病の症状として自覚していること
(1)歯周病の症状として自覚していること（MA）
(2)歯周病の症状として最も気になる症状（SA）
7.歯周病の症状を自覚し始めた時期（SA）
8.歯周病の症状による通院経験の有無（SA）
9.病院における処置（MA）
10.歯周病用一般薬の使用経験
(1)歯周病用一般薬の使用経験の有無（SA）
(2)使用経験のある歯周病用一般薬（MA）
11.通院や一般薬の使用による歯周病の改善度合い（SA）
12.歯周病の治療を目的とした一般薬を使用したことがない理由（MA）
13.歯周病予防の歯ブラシや歯間ブラシなどの使用経験有無（SA）
14.歯周病を意識して使用したことのある商品（薬剤）
(1)歯周病を意識して使用したことのある商品（薬剤）（MA）
(2)歯周病を意識して主に使用している（使用していた）商品（薬剤）（SA）
15.歯周病を意識して使用したことのあるブランド（商品名）（MA）
16.歯周病を意識して主に使用していたブランド（商品名）（SA）
17.商品（ブランド）の使用頻度（SA）
18.商品（ブランド）の使用期間（SA）
19.歯周病を意識した商品の使用目的（MA）
20.主に使用していた商品（ブランド）を選んだ理由（MA）
21.歯周病を意識して主に使用していた商品の効果実感度（SA）
22.効果を実感した点・効果を実感しなかった点62
(1)効果を実感した点（MA）
(2)効果を実感しなかった点（MA）
23.歯周病を意識して主に使用していた商品の評価（SA）
24.歯周病対策商品への不満点・改善点（FA）
25.歯周病を意識した商品の購入先（MA）
26.歯周病を意識した商品を購入したきっかけ（MA）
27.歯周病を意識して主に使用している商品の購入金額（SA）
28.歯周病を意識した商品の購入ポイントについて（SA）
29.歯周病関連商品の「医薬品」「医薬部外品」分類に関する認知度（SA）
30.歯周病対策商品を購入する際「医薬品」であることを重視するか（SA）
31.歯周病の商品や歯周病に関する情報の入手先（MA）
32.歯周病対策商品のブランドスイッチについて（SA）
33.歯周病対策商品のブランドを変更する理由（MA）
34.歯周病対策の商品を使用したことがない理由（MA）
35.今後、歯周病の対策としてしていきたいこと（MA）
36.歯周病対策として使用したい商品（MA）
37.歯周病対策商品の最高購入価格（SA）
38.歯周病の対策を行うことで予防や改善したいこと（MA）
39.今後、歯周病対策をしていきたい理由（MA）
40.今後、歯周病対策をしたいと思わない理由（MA）
41.歯周病について疑問に思うことや知りたいこと（FA）

調査票


体裁：CD-ROM［レポート編・データ編］
発刊日：2010年6月28日