コンシューマーレポートNo.348
ホットドリンクの飲用実態と今後のニーズ(第16弾)
―飲用経験率は復調の兆し!この1年間でニーズが急拡大した女性若年層・中年層が新たなターゲットに―

商品番号 cr110240490
価格 ¥ 462,000 税込
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担当リサーチャーインタビュー記事掲載中!!
―リサーチャーに聞く!#81 『ホットドリンクの飲用実態と今後のニーズ(第16弾)』
https://www.tpc-cop.co.jp/topics/4384/


【調査概要】
◆今回、10代~60代の男女624人を対象に、RTD(ペットボトルや缶入り)のホットドリンクに関するアンケート調査を実施した。なお、当調査は2009年から毎年行っており、今回で16回目の実施となる。

◆調査の結果、RTDのホットドリンクの飲用経験率は2021年以降(コロナ禍)に減少傾向にあったものの、今回は前年比5.3pt増の65.4%となり、復調の兆しがみられた。また、RTDのホットドリンクの飲用経験者の40.7%が「週に1回以上」飲用するヘビーユーザーであった。

◆これらを性年齢層別にみると、男性若年層・中年層は毎年の飲用経験率が7割台を維持しているほか、女性若年層は飲用経験率が前年比12.1pt増の大幅増で7割台に達したため、この1年間でRTDのホットドリンクのニーズが急拡大したといえる。さらに、女性中年層はヘビーユーザーの割合が前年比17.6pt増で、ヘビーユーザーが急増したことがわかった。

◆すなわち、RTDのホットドリンクのメインユーザーは男性若年層・中年層であるものの、この1年間で女性若年層・中年層のニーズが急拡大しているといえるため、これらの層は新たなRTDのホットドリンクのターゲット層になり得ると考えられる。

◆RTDのホットドリンクの種類をみると、「ミルクティー」「カフェオレ・カフェラテ」「コーヒー(砂糖・ミルク入り)」「緑茶」などの飲用率が高く、特に「ミルクティー」は女性若年層、「カフェオレ・カフェラテ」は女性中年層、「コーヒー(砂糖・ミルク入り)」は男性中年層で飲用率が高いことがわかった。また、ブランド別の飲用率では、「ボス」(サントリー)や「ファイア」(キリンビバレッジ)、「紅茶花伝」(コカ・コーラ)、「ぽっかぽかレモン」(ポッカサッポロ)が2年連続で増加した。

◆この他、当レポートではRTDのホットドリンクの種類ごとに飲用シーンや購入チャネル、購入ポイント、満足点、不満点、今後のニーズなど幅広く調査。加えて、これまで実施してきた結果との時系列分析も行っているため、2024年秋以降のホット商材の商品開発やマーケティングの一助となるデータとして提案する。

【主な調査内容】
■RTDのホットドリンクの飲用実態・購入実態
■RTDのホットドリンクの評価
■RTDと他のホットドリンクの競合状況
■今後のRTDのホットドリンクに対するニーズ
■寒さに関する悩み など

【調査方法】
・WEBによるアンケート調査
・調査エリア:全国
・対象:10代(高校生以上)~60代の男女624人

【調査実施日】
2024年2月29日~3月1日

目次
【分析編】
1. RTDのホットドリンクの飲用経験率
2. RTDのホットドリンクのヘビーユーザー
3. 種類別の飲用率と飲用機会増加率
4. RTDのホットドリンクのブランド別飲用率
5. 飲用実態:飲用シーンと飲用目的・理由
6. 購入実態:購入チャネルと購入ポイント
7. 評価:満足点と不満点
8. 今後の要望:ホットドリンクに望むことと改良してほしい点
9. ヘビーユーザー分析
10-1. 2017年~2024年のサマリー:種類別の飲用率
10-2. 2017年~2024年のサマリー:飲用シーン
10-3. 2017年~2024年のサマリー:飲用目的・理由
10-4. 2017年~2024年のサマリー:購入ポイント
10-5. 2017年~2024年のサマリー:満足点
10-6. 2017年~2024年のサマリー:不満点

【集計編】
1. ホットドリンクの飲用状況(SA)
2. ホットドリンクの飲用頻度(SA)
3. ホットドリンクを飲む場所(MA)
4-1. この冬に飲んだホットドリンクの種類(MA)
4-2. 飲む機会が増えたホットドリンクの種類(MA)
4-3. 飲む機会が減ったホットドリンクの種類(MA)
5. 飲む機会が増えた理由(MA)
6. 飲む機会が減った理由(MA)
7. この冬に飲んだホットのコーヒー飲料の商品(MA)
8. この冬に飲んだホットの茶系飲料の商品(MA)
9. この冬に飲んだホットのその他飲料の商品(MA)
10. 最もよく飲んだホットドリンクの商品(SA)
11. ホットドリンクを飲んだ時間帯(SA)
12. ホットドリンクの飲用シーン(MA)
13. ホットドリンクの飲用目的・理由(MA)
14. ホットドリンクの購入先(SA)
15. ホットドリンクの内容量(SA)
16. ホットドリンクの内容量の満足度(SA)
17. ホットドリンクの容器(SA)
18. ホットドリンクと一緒に購入する食品(MA)
19. ホットドリンクの購入ポイント(MA)
20. ホットドリンクの気に入っている点(MA)
21. ホットドリンクの不満点(MA)
22. ホットドリンクの購入機会の増減(SA)
23. ホットドリンクの購入機会が増えた理由(MA)
24. ホットドリンクの購入機会が減った理由(MA)
25. RTD以外のホットドリンクの飲用状況(SA)
26. この冬に飲んだRTD以外のホットドリンクの種類(MA)
27. RTD以外のホットドリンクの飲用目的・理由(MA)
28. RTDのホットドリンクの優位性(MA)
29. 今後のRTDのホットドリンクの飲用意向(SA)
30-1. 今後飲みたいホットドリンクの種類(MA)
30-2. 商品を充実させてほしいホットドリンクの種類(MA)
31. ホットドリンクの品揃え強化を望むチャネル(SA)
32. 今後購入したいホットドリンクの容器(SA)
33. 最も購入したい容器に選んだ理由(MA)
34. 今後ホットドリンクを飲みたいと思うシーン(MA)
35. ホットドリンクの容器・容量別上限価格(SA)
36. ホットドリンクを飲みたくない理由(MA)
37. 今後ホットドリンクに望むこと(MA)
38. ホットドリンクの改良点・今後希望する商品(FA)
39. 電子レンジ対応のペットボトルについて(SA)
40. 現在抱えている寒さに対する悩み(MA)
41. 普段仕事をしている場所(SA)
42. 冬に仕事をする際に寒さを感じること(SA)

【資料体裁】
A4判121頁

【発刊日】
2024年4月19日