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担当リサーチャーインタビュー記事公開中!!
―リサーチャーに聞く!#99 『2024年 世界のバイオプラスチック市場』
https://www.tpc-cop.co.jp/topics/4783/
調査概要
【調査主旨】
◆2023年における世界のバイオプラスチック市場は、前年比2.5%増の177万7,600トンとなった。市場拡大の要因として、マスバランス方式によって生産されたバイオマスプラスチックの需要が拡大していることが挙げられる。こうした需要増に対応するために、バイオプラスチックを展開する各社は、研究開発、生産、販売の観点から同方式を活用した取り組みを強化している。
◆研究開発面では、同方式を用いた製品開発が活発化している。例えば、帝人は、同方式を活用したポリカーボネート製品を開発。同製品は、廃植物油や残渣油由来のビスフェノールAを原料としていながら、石油由来ポリカーボネートに匹敵する衝撃特性や電気的特性を有している。また、Arkemaは、同方式を用いたアクリルモノマー、アクリル樹脂を開発し、自動車や電気・電子分野における脱炭素化に寄与するとしている。
◆生産面では、原料調達に向けた提携関係を構築するなど、同方式によるバイオプラスチック生産の準備が進んでいる。具体的にみると、三井化学とLyondellBasellは、Nesteからバイオプラスチック原料の売買契約を締結。さらに、BASFは、Engieとバイオメタン供給契約を締結し、同方式によって生産された製品を包装材や自動車関連のユーザーに提供するとしている。
◆販売面では、同方式で生産されていることを保証するISCC PLUS認証を取得し、グローバル展開を進める企業が多い。具体的にみると、当資料の調査対象企業18社中15社が同認証を取得し、製品展開する際のアピール材料としている。
◆当資料では、世界のバイオプラスチック市場について、個別企業編と集計分析編に分けて調査。個別企業編では、同プラスチックを展開する企業について、企業概要、製品展開状況、売上高、提携状況、研究開発動向、今後の展開を調査し、集計分析編ではこれらを統合して市場全体を分析している。
【調査期間】
2024年2月~2024年9月
目次
【集計分析編】
1.調査概要
1)調査目的
2)調査対象範囲
2.各国・各地域のバイオプラスチック関連政策
3.主要企業の製品展開状況
4.世界のバイオプラスチック市場動向
1)全体
2)種類別
3)用途別
4)地域別
5)企業別
5.主要企業の提携状況
6.主要企業の研究開発動向
7.今後の市場性
1)市場予測
2)主要企業の今後の展開
【個別企業編】
東レ
ユニチカ
帝人
三菱ケミカルグループ
東洋紡
三菱ガス化学
カネカ
三井化学
BASF
Arkema
Braskem
Solvay
LyondellBasell
Dow Chemical
Saudi Basic Industries
NatureWorks
Novamont
TotalEnergies Corbion
【調査項目(個別企業編)】
1.企業概要
2.製品展開状況
3.売上高
4.提携状況
5.研究開発動向
6.今後の展開
【資料体裁】
A4判190頁
【発刊日】
2024年9月24日