2023年 世界の核酸医薬品CDMO市場

ー設備増強で商機をつかむ主要メーカー。ケミカルメーカーは技術力を武器に新規参入ー

商品番号 mr410230612
価格 ¥ 108,900 税込
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担当リサーチャーインタビュー記事掲載中!!
―リサーチャーに聞く!#54 『2023年 世界の核酸医薬品CDMO市場』
https://www.tpc-cop.co.jp/topics/3736/


【調査主旨】
◆核酸医薬品CDMO市場がグローバルに拡大している。2022年度における世界の核酸医薬品CDMO市場規模は、前年度比26.2%増の約819億円で推移した(mRNAは除く)。要因としては、新規モダリティとして期待されている核酸医薬品の開発品目、製造品目の増加に伴い、核酸医薬品開発・製造の委託が加速したためである。創薬研究に経営資源を集中させたい製薬メーカーにとって、開発・製造を外部に委託することは経営の効率化になる。その委託先として、高度な化学合成技術を有するケミカルメーカーが選ばれることがグローバルで増加している。今後も核酸医薬品の市場拡大と並行して、核酸医薬品CDMO市場が伸長していくことが予測される。

◆主要各社は、核酸医薬品の開発と製造の受託案件を獲得するため、設備強化を積極的に行っている。例えば、核酸医薬品CDMO市場のリーディングカンパニーである日東電工グループにおいては、子会社のNitto Denko Aveciaが米国にて世界最大規模の核酸医薬品製造工場を建設。製造能力を強化することで、需要拡大が見込まれる核酸医薬品の受託案件の取込みを行い、核酸医薬品CDMO市場のトップシェアを維持していく姿勢を示している。

◆また、近年では、十全化学、日産化学等のケミカルメーカーが核酸医薬品CDMO市場の新規参入を発表している。長年培ってきた化学合成技術を駆使し、核酸医薬品の受託案件の取込みを目指している。今後、核酸医薬品CDMO市場は、主要各社および新規参入企業の受託案件獲得を目指した競争の激化が予想される。

◆当資料では、核酸医薬品CDMO市場における市場概要、主要各社の主な取組み、主要各社の事業体制、主要各社の拠点展開状況、市場規模推移、今後の市場性について調査・分析している。今後の核酸医薬品CDMO事業における事業戦略の一助となれば幸いである。


目次
【調査項目】
(市場編)
1.市場概要
 1)調査背景と目的
 2)調査対象範囲
 3)核酸医薬品の概要
 4)核酸医薬品の種類別概要・作用機序
 5)核酸医薬品の製造方法
 6)調査方法
2.主要各社における核酸医薬品CDMO事業の主な取組み
3.核酸医薬品CDMOにおける主要各社の事業体制
 1)事業体制
 2)核酸医薬品CDMO市場のマッピング(国内企業)
 3)設備概要
4.核酸医薬品CDMOにおける主要各社の拠点展開状況
5.世界の核酸医薬品市場規模と今後の予測
 1)市場規模推移
 2)地域別
 3)種類別
 4)今後の市場予測
6.世界の核酸医薬品CDMO市場規模推移
 1)地域別
 2)企業別
7.今後の市場性
 1)市場規模予測
 2)主要各社の今後の取組み

(企業編)
●味の素グループ
●大塚化学
●カネカグループ
●神戸天然物化学
●十全化学
●住友化学
●東洋紡
●日東電工グループ
●日本触媒
●ナティアス
●ペプチスター
●保土谷化学工業グループ
●藤本化学製品
●UBE
●日産化学
●Agilent Technologies
●ASYMCHEM
●ATDBio
●Aurigene Pharmaceutical Services
●AURISCO
●Bachem
●Biospring
●Corden Pharma International
●Guangzhou RiboBio
●LGC GROUP
●PolyPeptide
●ST Pharm
●Sylentis
●TriLink BioTechnologies
●Wuxi AppTec
●その他核酸医薬品CDMO関連企業の一覧

【調査期間】
2023年4月~7月

【資料体裁】
A4判92頁

【発刊日】
2023年7月26日

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