2019年 欧米化学メーカーの成長戦略

―スペシャリティケミカルへ加速する主要大手の戦略を探る―

商品番号 mr410190455
価格 ¥ 106,700 税込
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概要
【調査趣旨】
◆主要な欧米化学メーカーを調査・分析したところ、2017年度の売上高は前年を上回っている企業が多かった。一部、前年を下回る企業もあったが、売却に伴う事業規模の減少が要因であり、いずれにしても既存事業においてはプラスで推移している。

◆これは、世界的な需要の高まりが追い風となっているほか、各社の「選択と集中」に徹した事業推進によるところが大きい。すなわち、成長市場や注力事業に特化したスペシャリティ化を加速することが、成長につながっている。成長市場として挙げられるのは、自動車・航空宇宙、電気・電子、ニュートリション/ヘルスケアなど。いずれも技術の革新や人口増加などにより、年々需要が拡大している市場である。

◆この世界的な需要の高まりを見越して、生産能力を増強し、需要と供給のバランスを図ったことも、各社の成長を支えている。生産拠点の設置については、欧・米・亜の3極にわたって広く展開し、より需要地へダイレクトにアクセスしている。

◆このほか、M&Aも引き続き活発で、各社は買収による事業の強化、売却による不採算事業の整理を行っている。近年では、各社がM&Aで獲得(または売却)した事業のシナジーを発揮し、その成果が売上高・営業利益の増加という形で結実した。

◆このような背景のもと、当資料では欧米化学メーカー13社について、業績状況(部門別・地域別売上高、営業利益)やR&D戦略、主要生産投資状況、事業提携・再編動向、対日戦略の動向および今後の事業戦略の観点から、これら企業の成長戦略について分析・提案している。

【調査対象】
◆米国4社
◆ドイツ5社
◆オランダ1社
◆フランス1社
◆ベルギー1社
◆スイス1社

【調査期間】
2018年9月~2019年2月


目次
【調査概要】
【総括編】
1.各社の成長戦略(2017年度)
2.各社の業績状況
 1)各社の収益ポジショニング(2017年度)
 2)各社の事業規模推移
 3)各社の部門別売上高(2017年度)
 4)各社の地域別売上高(2017年度)
3.各社の研究開発状況
 1)各社のR&D人員(2017年度)
 2)各社のR&D費用(2017年度)
4.各社の生産投資状況(2017/1~2018/9末)
5.各社の事業提携・再編動向(2017/1~2018/9末)
6.今後の成長戦略

【個別企業編】
◆アルケマ
◆イーストマンケミカル
◆エボニック インダストリーズ
◆クラリアント
◆コベストロ
◆セラニーズ
◆ソルベイ
◆ダウ・デュポン
◆DSM
◆ハンツマン
◆BASF
◆ヘンケル
◆ランクセス

―個別企業編調査項目(各社共通)―
1.企業戦略概要
 1)企業概要
 2)成長戦略
 3)事業領域
2.売上高
 1)全体
 2)部門別
 3)営業利益
 4)地域別
3.研究開発状況
 1)研究開発費および人員推移
 2)R&Dにおける投資状況・計画
4.生産状況
5.事業提携・再編動向
6.対日戦略の動向
 1)対日事業主体
 2)事業推進体制
 3)国内グループ事業の展開状況
 4)対日事業戦略の方向性
7.事業戦略の方向性


資料体裁:A4判159頁
発刊日:2019年2月28日

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