主要各社の国内・外戦略の動向を探る
2010年 農薬メーカーの事業動向・戦略調査

商品番号 mr0100045
価格 ¥ 95,700 税込
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概要
国内の農薬市場は、いぜんとして漸減傾向が続いており、限られた需要の争奪が激化している。
このような農薬を取り巻く厳しい環境のなかにあって、市場からはより安全性が高く、環境負荷が小さい農薬が求められ、安全性基準のハードルがさらに高まっており、莫大な費用のかかる新規剤の開発を継続的に行うことが困難な状況になっている。
そこで収益性の高い自社原体を数多く保有する農薬メーカーでは、原体を持つ強みを背景に、市場において成長戦略を優位に進めている。
ただし世界規模でみると、人口増加や食生活の向上などを背景に農薬需要は長期的には成長傾向にあり、海外に活路を求めて事業拡大を進めるという戦略は各社に共通して見られる。
一方、欧米の主要メーカーでは近年、種子や遺伝子組換え作物などバイオ関連への比重を高める傾向にあり、世界的な食糧需要を商機と捉えて事業拡大を図っている。
このように農薬メーカー各社は、国内市場のシェアを維持しつつ、海外展開を加速させる傾向にあり、世界規模のマーケットを視野にグローバルに通用する農薬の開発が不可欠となっている。
そのような背景のもと、本資料では主要大手の国内における事業推進体制、R&Dの推進体制、R&D資源投入状況、主要提携展開、海外事業の動向及び事業戦略の方向性を実査・分析し、今後の戦略展開上の有用データに資する目的で企画したものである。

目次
総括編
1. 調査対象企業の農薬事業のポジショニング
2. 調査対象企業の農薬事業比率
3. 調査対象企業の農薬売上高ランキング
4. 調査対象企業の農薬研究開発体制
 1) R&D拠点及びR&D推進フロー
 2) R&D資源投入状況
5. 調査対象企業の農薬新規登録状況(2009/7〜2010/6)
 1) 企業別登録件数
 2) 種類別登録件数上位企業
 3) 剤型別登録件数
6. 調査対象企業の生物農薬取扱い状況及び開発動向
7. 調査対象企業の国内農薬関連会社の役割分担
8. 調査対象企業の主要提携状況
9. 調査対象企業の海外展開状況
10. 調査対象企業の事業展望

企業編
専業
アグロカネショウ株式会社
株式会社エス・ディー・エスバイオテック
協友アグリ株式会社
クミアイ化学工業株式会社
サンケイ化学株式会社
シンジェンタジャパン株式会社
ダウ・ケミカル日本株式会社
ダウ・アグロサイエンス事業部門
日本農薬株式会社
バイエルクロップサイエンス株式会社
北興化学工業株式会社
三井化学アグロ株式会社
兼業
石原産業株式会社
イハラケミカル工業株式会社
住友化学株式会社
デュポン株式会社
日産化学工業株式会社
日本化薬株式会社
日本曹達株式会社
BASFジャパン株式会社農薬事業本部

調査項目(各社共通)
1. 企業概要
2. 農薬事業推進体制(国内)
3. R&D推進体制
 1)組織図(2010年6月末現在)
 2)部門別役割・陣容
 3)R&D推進フロー4. R&D展開状況
 1) 農薬の新規登録推移(2009/7~6)
 2) 研究開発費及びマンパワー推移
 3) 主要提携状況
5. 海外展開状況
6. 事業戦略の方向性

資料体裁: A4判 124頁
発刊日 : 2010年10月07日