有望市場・有望地域の攻略動向を探る
2010年　欧米化学メーカーの成長戦略

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概要
欧米主要化学メーカーは不況に強い事業構造への転換を進める一方、成長地域への攻勢、成長市場の攻略に拍車をかけている。
BASFのチバ、ダウ・ケミカルのR&Hといった大型買収や汎用事業の売却など、事業構造の変革による事業ポートフォリオの最適化は、今後の継続課題として、各社引き続き取り組みを強化していくと予想される。
一方、中国、インド、ブラジル、ロシアといった新興大国を内包するアジアやラテンアメリカ、東欧といった成長地域では、欧米主要各社が投資の拡大や人材育成に注力するなど、量・質両面で集中化戦略を強めている。
また、自動車、エレクトロニクス、エネルギー、環境などポテンシャルの高い有望市場では、各社高付加価値分野・用途に絞り込み、ハード･ソフト両面で差別化戦略を展開している。
この様な背景のもと、本資料では欧米大手化学メーカー20社について、業績状況、地域別事業展開動向、R&D戦略、主要設備投資状況、事業提携・再編動向及び対日戦略の6分野に焦点をあて、事業戦略の方向性を実査・分析したものである。

目次
総括編
1.調査対象企業のポジショニング
2．調査対象企業の業績推移
　１）部門別連結売上高推移
　２）2009年度連結売上高ランキング
　３）地域別連結売上高推移
　４）従業員数及びパーヘッド推移
　５〕各社の定量的位置付け
3．調査対象企業の研究開発状況
　１）連結研究開発費推移
　２）連結R&D人員推移
　３）2009年度連結研究開発費パーヘッド及びランキング
　４）2009年度連結R&D戦力比較
　５）2009年度セグメント別連結研究開発費比率
4．調査対象企業の事業提携・再編動向
　１）提携
　２）買収
　３）売却
5．調査対象企業の主要設備投資動向
　１）新設
　２）増強
6．調査対象企業の国内合弁展開状況
7．調査対象企業の事業戦略の方向性

企業編
アクゾノーベル
アルケマ
イーストマンケミカル
エア・リキード
エボニックインダストリーズ
クラリアント
クローダ
コグニス
セラニーズ
ソルーシア
ダウ・ケミカル
DSM
デュポン
バイエルマテリアルサイエンス
BASF
PPGインダストリーズ
ヘンケル
ランクセス
ローディア
ロンザ

調査項目（各社共通）
１．企業概要
２．事業領域
３．地域事業展開状況
　１）地域別売上高推移
　２）主要拠点展開状況
４．研究開発状況
５．主要設備投資状況
６．事業提携・再編動向
７．対日戦略の動向
　１）対日事業主体
　２）事業推進体制
　３）国内グループ事業の展開状況
８．事業戦略の方向性

資料体裁：　Ａ４判　150頁
発刊日　：　2010年06月18日