2020年 ケミカルメーカーによるバイオCMO/CDMO事業戦略調査

―バイオ医薬品市場を受託で支えるケミカルメーカーの戦略とは?―

商品番号 mr410200491
価格 ¥ 106,700 税込
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【調査趣旨】
◆バイオ医薬品開発・受託製造(CMO/CDMO)市場が活発化している。バイオCMO/CDMO市場の世界規模は2018年で前年度比10.5%増の約5,778億円となっており、今後も、バイオ医薬品全体の伸びを上回る高成長を継続する見通しである。この背景には、世界的なバイオ医薬品市場の伸長がある。現在、世界のバイオ医薬品市場は20兆円以上に達しており、医療用医薬品売上高の上位10品目のうち半分以上をバイオ医薬品が占めるに至っている。今後もバイオ医薬品市場は米国を中心に、年率約8%で拡大していく見込みである。

◆このようなバイオ医薬品市場の増加に伴い、バイオCMO/CDMO(開発・受託製造)市場が急成長。バイオ医薬品の原薬製造には、大規模な製造設備、高度な製造技術、品質管理技術が必要なため、これらを保有するケミカルメーカーへ開発・製造を委託する製薬企業が急増している。

◆こうした市場を背景に、バイオCMO/CDMOを展開するケミカルメーカーは活発な投資活動を行っている。例えば、AGCは2018年9月、動物細胞を用いたcGMP対応バイオ医薬品開発・製造受託設備を、千葉工場に新設することを発表。この新設により、既存の微生物細胞だけでなく、動物細胞技術も活用し、バイオCMO/CDMO事業のリーディングカンパニーとして業界を牽引していく方針。さらに、海外展開においては、富士フイルムが、2019年8月にバイオ医薬品大手「Biogen Inc.」の製造子会社である「Biogen (Denmark) Manufacturing ApS」の買収手続きの完了を発表。これに伴い、「Biogen (Denmark) Manufacturing ApS」を、バイオ医薬品のCMO/CDMOの中核会社である「FUJIFILM Diosynth Biotechnologies」の第4の拠点として始動させていく方針。各企業がバイオCMO/CDMOの成長性を見越して、積極的に投資を行っている。

◆当資料は、国内の主要ケミカルメーカーを対象に、今後のバイオCMO/CDMO事業戦略を分析している。具体的には、各社の参入経緯、事業推進体制、設備概要、売上高、今後の方向性等について調査・分析している。今後、バイオCMO/CDMO事業における事業戦略データの一助となれば幸いである。

【調査期間】
2019年8月~2019年11月


目次
【調査概要】
【市場編】
1.市場概要
 1)調査背景と目的
 2)調査対象範囲
 3)調査対象企業
 4)調査方法
2.主要企業のバイオCMO/CDMO事業の主な沿革
3.参入主要各社の事業体制・生産設備概要
 1)事業体制
 2)生産設備概要
4.主要企業の拠点一覧
5.その他バイオCMO/CDMO関連企業一覧
6.世界のバイオ医薬品市場規模推移
 1)地域別規模
 2)種類別規模
 3)企業別規模
7.バイオCMO/CDMO市場規模推移
 1)地域別規模
 2)企業別規模(世界)
 3)国内市場
8.今後の市場性
 1)今後の市場予測(バイオ医薬品)
 2)今後の市場予測(バイオCMO/CDMO)
 3)主要各社の今後の方向性

【個別企業編】
◆AGC株式会社
◆神戸天然物化学株式会社
◆富士フイルムホールディングス株式会社
◆東洋紡株式会社
◆アピ株式会社
◆味の素株式会社
◆JSR株式会社
◆日本全薬工業株式会社
◆癸巳化成株式会社
◆株式会社横浜バイオリサーチアンドサプライ
◆Meiji Seika ファルマ株式会社
◆株式会社カルティベクス

―個別企業編調査項目 ※一部異なる―
1.企業概要
2.バイオCMO/CDMO事業参入の経緯
3.バイオCMO/CDMOの事業規模
4.バイオCMO/CDMO事業売上高
5.今後の方向性

【簡易企業編】
◆積水メディカル株式会社
◆キャタレント・ジャパン株式会社
◆株式会社ニッポンジーン
◆パセオン株式会社
◆株式会社創晶
◆フィルジェン株式会社
◆日本マイクロバイオファーマ株式会社
◆バイスポット株式会社
◆コスモ・バイオ株式会社
◆株式会社ワイエムシィ

【バイオ医薬品展開状況】
◆主要製薬企業のバイオ医薬品展開状況一覧


資料体裁:A4判106頁
発刊日:2019年11月22日

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