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担当リサーチャーインタビュー記事公開中!!
―リサーチャーに聞く!#101 『2024年 敏感肌コスメの市場分析調査』
https://www.tpc-cop.co.jp/topics/4804/
【調査概要】
◆2023年の敏感肌コスメ市場は、前年比6.6%増の1,191億円。新型コロナの5類移行による外出機会の増加・マスク着用機会の減少などでシミ・しわなどの肌悩みが顕在化した結果、高機能な敏感肌コスメに対するニーズが拡大し、市場は伸長している。
◆また、従来の低刺激訴求の敏感肌コスメにくわえ、高機能成分などを配合した積極的アプローチ訴求の敏感肌コスメが増加していることからユーザーの裾野が年々広がっており、市場規模は10年前(2014年比)の約1.85倍に成長している。
◆ブランド別でみるとトップは「キュレル」で、以下「ミノン」、「dプログラム」、「無印良品 敏感肌用シリーズ」、「ラロッシュポゼ」などと続いている。これらブランドの多くが、皮膚科学の視点に基づいた成分ケア訴求のダーマコスメ系や、“敏感肌でも美しい肌を目指す”プレミアム系など積極的アプローチを謳ったブランドとなっており、多様化した敏感肌ケアニーズに対応したブランド展開で売上は好調に推移している。
◆分野別にみると、ヘアケア以外の全分野が前年比5%以上の増加推移となっている。スキンケアについては、「キュレル」や「ミノン」など多くの上位ブランドが肌悩み別に高保湿や美白、エイジング、アクネケアなどの高機能ラインを展開しユーザー拡大を図っていることから、前年比6.2%増で推移。またメイクアップについては、マスク着用機会の減少が最も影響することから全分野で唯一の2桁増となる10.1%増で推移している。
◆2024年については、2023年比5.7%増の1,259億円で推移する見込み。美白やエイジングケアなど高機能化粧品の提案強化や、新ラインの展開、訴求力の強化を目指した既存ブランドのリニューアルなどが奏功し、引き続き市場全体でも好調に推移する見込みである。このほか、スペシャルケア商品や敏感肌コスメのプレミアムラインの導入、皮膚科学的な視点に基づいたダーマコスメ訴求ブランドへのニーズ拡大も今後の市場成長に寄与すると考えられる。
◆当資料では、化粧品市場のなかでもとくに注目を集める敏感肌コスメ市場について徹底調査。主要各社の商品動向やマーケット(ブランド別、分野別、種類別、チャネル別)を分析するとともに、今後の市場性についても考察している。
【調査期間】
2024年6月~2024年9月
目次
【調査項目(総市場編)】
1.調査範囲
2.主要企業の参入・開発動向
3.消費者の意識と実態
3-1.自称敏感肌の割合
3-2.敏感肌女性の肌悩み
3-3.敏感肌用ブランドの使用実態
3-4.敏感肌用ブランドの使用アイテム
4.市場分析
4-1.市場規模
4-2.ブランド別販売高
4-3.分野別販売高
4-4.種類別販売高
4-5.チャネル別販売高
5.ブランド分析
5-1.ブランドポジション
5-2.主要ブランドの処方・試験
5-3.主要ブランドのコンセプト
5-4.主要ブランドの新商品発売状況
6.品目分析
6-1.ブランド別展開状況
6-2.分野別・種類別展開状況
6-3.価格帯別展開状況
7.販売分析-販売チャネル
8.販促活動
8-1.SNSの積極的利用
8-2.コンテンツサイトの充実
8-3.トライアルサイズ
8-4.イベント・セミナーの実施
9.今後の展開
9-1.敏感肌コスメの今後の市場性
9-2.分野別の市場性
【調査対象ブランド】
• dプログラム(株式会社資生堂)
• イハダ(株式会社資生堂)
• キュレル(花王株式会社)
• アベンヌ(株式会社ピエールファーブルジャポン)
• ノブ(常盤薬品工業株式会社)
• アルージェ(全薬工業株式会社)
• ジュレリッチ(全薬工業株式会社)
• コラージュ(持田ヘルスケア株式会社)
• ミノン(第一三共ヘルスケア株式会社)
• ディセンシア(株式会社ディセンシア)
• ラロッシュポゼ(日本ロレアル株式会社)
• カルテHD(コーセーマルホファーマ株式会社)
• エトヴォス(株式会社エトヴォス)
• ドゥーエ(株式会社資生堂)
• ユリアージュ(佐藤製薬株式会社)
• ル・マイルド(健栄製薬株式会社)
• ビオデルマ(ナオスジャパン株式会社)
• ナビジョン(岩城製薬株式会社)
―主な調査項目―
ブランド概要/ブランド沿革/売上推移/売上構成/商品戦略/販売戦略
【資料体裁】
A4判138頁
【発刊日】
2024年9月30日