法人のお客様はご注文手続き画面の【通信欄】にて貴社名及び部署名を記載いただくようお願い致します
担当リサーチャーインタビュー記事公開中!!
―リサーチャーに聞く!#95 『2024年 化粧品OEM企業の事業戦略調査』
https://www.tpc-cop.co.jp/topics/4778/
【調査概要】
◆2023年度の国内化粧品OEM市場は前年度比5.0%増の3,723億円。この10年でみると、約1.5倍に拡大している。市場拡大の理由としては、新型コロナウイルスの収束を背景にメイクアップを中心に増加推移したことやインバウンド需要の復活などにより、受注回復の傾向が強まった。また、自社ECサイトで顧客に直接販売するD2Cブランドや、研究所・工場を自社で持たず他社に委託するファブレスメーカーが増加・伸長していることで、OEMへの委託数が増加していることが挙げられる。
◆2024年度については、前年度比4.2%増の3,878億円で推移する見込み。主要企業は、人手不足による生産効率の低下やコスト上昇と収益性の圧迫、グローバル競争の激化といった課題を抱え、これらの課題に向けて、グローバル競争で勝ち抜くための戦略を取っている。具体的には、M&Aや海外戦略を推進。一例として、TOA(旧 日本コルマー)は、2024年にトキワ・コスメティクス・グループを買収。両社の強みを補完し合うことで、グローバル市場において競争力を高め、さらなる発展を見込んでいる。また、東洋ビューティや日進化学などはASEAN諸国の開拓を一層強化している。
◆このほか、研究開発面では、TOAやサティス製薬などが独自の原料・素材の開発や独自技術を活用した製品の開発を積極的に行い、差別化を図っている。生産面では、海外需要の拡大に対応するため、生産拠点の増設や大型設備の導入が進んでおり、アサヌマコーポレーションなどはデジタル化や自動化の対応を進め、効率化を図っている。営業面では、コスモビューティーなどが国内外の展示会に積極的に出展し、アピールを強化している。環境面では、日本色材工業研究所やトキワなどがクリーンビューティに関するEU基準への対応や、サステナビリティに関する独自の目標を設定し、アップサイクル原料の開発や容器・包材の脱プラスチック化を進めている。
◆当資料では、コロナ禍収束後に外出機会が増え、化粧品の需要が高まる中で、今後さらに成長が期待される化粧品OEM市場を徹底分析。主要各社の研究開発、生産、品質管理、営業体制、環境への取り組み、海外展開などを多角的に分析し、国内外の競合企業と対抗していくための今後の展望をまとめている。
【調査期間】
2024年4月~2024年8月
目次
【調査項目(総市場編)】
1.市場概要
2.市場沿革
3.化粧品の市場規模推移
4.化粧品OEMの市場規模推移
4‐1.総市場
4‐2.化粧品市場におけるOEMのポジショニング
4‐3.分野別市場
4‐4.企業別シェア
4‐5.スキンケア×企業別シェア
4‐6.メイクアップ×企業別シェア
4‐7.ヘアケア×企業別シェア
4‐8.ボディケア×企業別シェア
5.主要企業の組織体制
6.主要企業の特色一覧
7.主要企業の取り組み状況
7‐1.研究開発面
7‐2.生産面
7‐3.営業面
7‐4.環境面
8.主要企業の海外展開状況
9. 今後の展開
【調査対象企業】
• TOA(旧日本コルマー)株式会社
• 株式会社トキワ
• 株式会社コスモビューティー
• 東洋ビューティ株式会社
• 株式会社ピカソ美化学研究所
• 株式会社日本色材工業研究所
• アサヌマコーポレーション株式会社
• 日進化学株式会社
• 株式会社サティス製薬
• 東色ピグメント株式会社
• 彩資生株式会社
• エア・ウォーター・リアライズ株式会社
• 株式会社ミロット
• 株式会社アンズコーポレーション
• ホシケミカルズ株式会社
• 株式会社ミリオナ化粧品
• インターナショナル・トイレツリース株式会社
• ケミコスクリエイションズ株式会社
• 株式会社ジャパンビューティプロダクツ
• 株式会社コスメテックジャパン
• 株式会社プロテックスジャパン
• フェイスラボ株式会社
• メリードゥビューティプロダクツ株式会社
• 近代化学株式会社
• 東陽化成株式会社
• 株式会社天真堂
• 株式会社ラパスジャパン
• 株式会社美粧ケミカル
• 株式会社ポイントピュール
• 株式会社テクノビューティーサプライ
• 株式会社ミック・ケミストリー
【調査項目(個別企業編)】
1.企業概要
2.OEM事業の取り組み状況
(研究開発面・生産面・営業面・環境面・海外展開)
3.売上高
4.今後の展開
【資料体裁】
A4判213頁
【発刊日】
2024年8月30日