2015年 アンチエイジング化粧品の市場分析調査

―相次ぐ大型美容液:特定の悩み・部位のケアが市場を牽引―

商品番号 mr210150203
価格 ¥ 95,700 税込
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概要
【調査趣旨】
◆2013年度のアンチエイジング化粧品市場は3,025億円。前年度比3.6%増となり、この5年間で最も高い成長率を示した。その主な要因としては、①消費増税前の駆け込み需要、②景気の回復基調に伴う百貨店・専門店系ブランドの復調、③“白斑問題”を背景としたアンチエイジングカテゴリーへの重点投資、④訪日外国人観光客によるインバウンド需要の拡大、などが挙げられる。

◆主要企業の主な動向として、商品面では資生堂の「エンリッチドセラム」が発売から3ヶ月で約34万個(1年で約70万個)、アルビオンの「エクラフチュール」が初年度37万本を売り上げるなど大ヒットを記録。また、コーセーの「レプリション」やP&Gの「ステムパワーエッセンス」など、各社が研究開発力を結集して開発した美容液が新規顧客の獲得のキーアイテムとなり、ブランドの売上増を大きく牽引した。また、セルフチャネルや通販チャネルでは、時短・簡便性を特長とするオールイワンコスメでもエイジングケア効果を謳ったものが伸長しているほか、洗顔料や化粧水といったベーシックアイテムから積極的なエイジングケアを提案するアイテムも売上を伸ばしている。

◆また販売面では、ポーラやP&Gなどが街頭や通常の店頭とは異なる場所に積極的に露出を図ることで、従来の百貨店や専門店ではなかなか得られなかった層との接点を創出し、売上の拡大につなげている。

◆2014年度については、2014年3月の駆け込み需要の反動が4~6月にかけてみられたものの、その後は徐々に客足が戻っていることから、2%ほど伸長する見通しである。参入各社は今後、化粧人口が減少し40歳以上の中高年女性の割合が増加していくことを見据え、同層からのニーズが最も高いアンチエイジング化粧品にいっそう重点的に投資していく構え。また、円安やLCC(格安航空会社)の増便、ビザ緩和、さらには2014年10月から始まった化粧品の免税化などを背景に、今後さらに訪日外国人観光客が増えることを見込み、インバウンド需要の取り込みを加速させていく考えである。

◆当資料は、今日の化粧品市場において最も関心の高いアンチエイジング化粧品に焦点を当て、その市場動向を主要企業、展開ブランド、種類(剤型)、価格帯などさまざまな角度から分析し、参入各社のマーケティング活動に資するデータを提供することを目的としている。


目次
【市場編】
1.調査概要
 1)調査目的
 2)調査対象商品
 3)調査対象企業
 4)価格帯の定義
 5)調査方法
2.アンチエイジング化粧品の概要
 1)肌老化(エイジング)の主な要因と症状
 2)主要なアンチエイジング成分とアプローチ
3.アンチエイジング化粧品市場の沿革
4.アンチエイジング化粧品の市場分析
 1)全体
 2)マーケットポジション
 3)企業別シェア
 4)ブランド別シェア
 5)種類別販売構成
 6)価格帯別販売構成
5.アンチエイジング化粧品のブランド分析
 1)ポジショニング
 2)ブランド特長
 3)主要ブランドの新製品発売状況
6.アンチエイジング化粧品の品目分析
 1)企業別展開状況
 2)種類別展開状況
 3)価格帯別展開状況
7.アンチエイジング化粧品の販売分析
8.今後の展開
 1)今後の市場性
 2)主要企業の今後の展開

【個別企業編】
◆株式会社資生堂
◆花王株式会社
◆株式会社カネボウ化粧品
◆株式会社コーセー
◆株式会社アルビオン
◆株式会社ポーラ
◆ELGC株式会社 エスティローダー事業部
◆日本ロレアル株式会社
◆プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社
◆パルファン・クリスチャン・ディオール・ジャポン株式会社
◆ロート製薬株式会社
◆クラシエホームプロダクツ株式会社
◆株式会社ドクターシーラボ

―調査項目―
1.ブランド概要
2.開発経緯
3.品目分析
4.ブランド分析
5.販売高
 1)ブランド別販売高
 2)種類別販売高
 3)価格帯別販売高
6.販売方法
7.今後の展開

資料体裁:A4判 129頁
発 刊 日:2015年1月13日

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