2013年 メンズコスメの市場分析調査

―身だしなみ・清潔志向から美肌・美髪志向へ―

商品番号 mr210130129
価格 ¥ 95,700 税込
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概要
【調査趣旨】
◆2012年度のメンズコスメ市場は、2011年度比0.7%増の1,560億円。2009年度と比較するとこの3年で6.4%増となっており、市場は拡大基調を辿っている。この成長の背景としては、①通販系企業などの本格参入または既存企業の新分野参入に伴う市場の活性化、②男子の身だしなみ・清潔志向から美肌・美髪志向への拡大に伴う高機能・高単価商品の伸長、③美白やにおいケアといった新市場創造型アイテムの登場、が挙げられる。

◆フェイス市場は2011年度比0.9%増で推移。同市場では、従来の身だしなみ・清潔感の維持を目的とした化粧品の使用から一歩進んで、より積極的に肌の悩みを解決し、美肌を追求しようとする動きが顕著になっている。特に、美白やアンチエイジング、UVケアなどの高機能商品がセルフチャネルにも普及し、伸長している。

◆ヘア市場は2011年度比0.5%増で推移。同市場では、『頭皮ケア』がキーワードとなっている。従来、頭皮(スカルプ)ケアは20代後半から30代男性を中心に“抜け毛の予防”として一定の支持を得てきたが、“育毛効果を引き出す頭皮環境の整備”として育毛ケアの要素が高まっている。さらに、女性用商品と同様、頭皮(スカルプ)ケアを通じて髪のダメージや髪型の持ちを改善・向上させるなど、美髪としての要素にも拡大。このようなことから、市場は堅調な推移を辿っている。

◆ボディ市場は2011年度比1.5%増で推移。同市場では、『におい』と『香り』がキーワードになっている。においをしっかりケアしたうえで、自分の香りを楽しむというニーズに対応したアイテムが人気を集め、好調な推移を辿っている。2013年度については、フレグランス機能を前面に訴求してきた「アックス」(ユニリーバ・ジャパン)が制汗機能を搭載したアイテムを投入しているほか、ロート製薬「デ・オウ」が“においケア”をコンセプトにした新商品で市場に参入するなど、一層活性化する見通しとなっている。

◆当資料では、今後も伸長を続けるメンズコスメ市場について徹底分析。主要各社の発売経緯、ブランドコンセプト、販売高、販売方法などを分析している。また、機能別の販売高を算出することで、同市場の動向とトレンドを明らかにしている。

目次
【総市場編】
1.調査範囲
2.参入メーカーと主要ブランド
3.メンズコスメの市場規模
 1)分野別市場規模
 2)企業別シェア
 3)ブランド別シェア
4.販売方法および販促活動
5.今後の展開
 1)メンズコスメの今後の市場性
 2)主要企業の今後の展開

【分野別市場編(フェイス)】
1.フェイス分野の調査概要
 1)種類別商品分類
 2)機能別商品分類
2.フェイス分野の商品展開状況
 1)種類別品目展開
 2)機能別品目展開
3.フェイス分野の商品分析
 1)コンセプト分析
 2)主要ブランドの新製品発売状況
4.フェイスケアの市場分析
 1)フェイスケアの市場推移
 2)企業別販売高
 3)ブランド別販売高
 4)種類別販売高
 5)機能別販売高
5.フェイス市場の今後の展開

【分野別市場編(ヘア)】
1.ヘア分野の調査概要
 1)種類別商品分類
 2)機能別商品分類
2.ヘア分野の商品展開状況
 1)種類別品目展開
 2)機能別品目展開
3.ヘア分野の商品分析
 1)コンセプト分析
 2)主要ブランドの新製品発売状況
4.ヘアケアの市場分析
 1)ヘアケアの市場推移
 2)企業別販売高
 3)ブランド別販売高
 4)種類別販売高
 5)機能別販売高
5.ヘア市場の今後の展開

【分野別市場編(ボディ)】
1.ボディ分野の調査概要
 1)種類別商品分類
 2)機能別商品分類
2.ボディ分野の商品展開状況
 1)種類別品目展開
 2)機能別品目展開
3.ボディ分野の商品分析
 1)コンセプト分析
 2)主要ブランドの新製品発売状況
4.ボディケアの市場分析
 1)ボディケアの市場推移
 2)企業別販売高
 3)ブランド別販売高
 4)種類別販売高
 5)機能別販売高
5.ボディ市場の今後の展開

【個別企業編】
◆株式会社資生堂
◆花王株式会社
◆ニベア花王株式会社
◆株式会社マンダム
◆ロート製薬株式会社
◆ライオン株式会社
◆株式会社ディーエイチシー
◆ユニリーバ・ジャパン株式会社
◆エスティローダー株式会社
◆アンファー株式会社
◆レノア・ジャパン株式会社
◆コーセーコスメポート株式会社
◆大塚製薬株式会社
◆株式会社ジャパンゲートウェイ
◆株式会社ドクターシーラボ

―調査項目(一部除く)―
1.ブランド概要
2.商品の発売経緯
3.商品展開状況
4.ブランドコンセプト
5.販売高
 1)ブランド別販売高
 2)種類別販売高
 3)機能別販売高
6.販売方法
7.今後の展開

資料体裁:A4判約120頁
発 刊 日:2013年9月20日

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