機能性商品の拡充とカウンセリング強化で加速するブランド育成
2012年 オーガニック・ナチュラルコスメの市場分析調査

商品番号 mr210120046
価格 ¥ 95,700 税込
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概要
◆2011年度のオーガニック・ナチュラルコスメ市場は、2010年度比4.4%増の1,740億円。同市場は、化粧品全体が低迷するなか、成分の原料に拘るユーザーの拡大や、ナチュラル志向などライフスタイルを提案するコスメ人気を受けて成長を続けている。また、販路の拡大も市場の伸長に繋がっており、オンラインショップやオーガニックコスメのみを扱うバラエティショップ、セレクトショップなどにも流通を広げている。

◆分野別にみると、スキンケアをはじめ、ヘアケア、ボディケア、メイクアップの全ての分野で伸長している。なかでもヘアケアは、髪や地肌のためにヘアケア成分を厳選するユーザーの拡大を受け、2年連続で2桁成長を遂げている。

◆スキンケアについては、2011年度の販売高が2010年度比3.0%増の1,033億円。好調の要因は、参入ブランドが講じたカウンセリング強化などの販売施策が奏功したことが挙げられる。また、消費低迷を背景に複数のブランドでスキンケア商品の値下げを実施したことも売上アップに繋がっている。

◆2012年度の市場(スキンケア)予測としては、各ブランドで商品拡充をすすめていることから、3%程度の伸長が見込まれる。一方で過去数年の市場推移をみると、新規ユーザーの取り込みの鈍化や消費者の購買傾向の変化を受けて伸長率は減少傾向を辿っている。このため、参入各社は今後いかに競合ブランドとの差別化策を図るかが求められている。

◆当資料では、今後の成長が注目されるオーガニック・ナチュラル市場について徹底分析。主要各社の商品展開状況やブランドコンセプトを明確にするとともに、今後の方向性について調査・分析している。また、2012年版より新たに各ブランドの信念(フェアトレードや動物実験実施状況など)や処方の内容を明らかにしている。

目次
【市場編】
 1.オーガニック・ナチュラルコスメの市場概要
  1)調査対象範囲
  2)ブランド抽出基準
  3)参入企業の特性
  4)開発・参入経緯
 2.ブランド分析
  1)主要ブランド分析
  2)訴求カテゴリー・機能のポジショニング
  3)ブランド信念・処方
  4)オーガニック認証基準
  5)主要ブランドのオーガニック認証状況と配合成分分析
  6)主な新商品の発売状況
 3.オーガニック・ナチュラルスキンケアの商品展開状況
  1)主要企業の品目展開
  2)種類別品目展開
  3)価格帯別品目展開
 4.市場規模分析
  1)オーガニック・ナチュラルコスメの分野別市場規模
  2)スキンケアのカテゴリー別市場規模
  3)スキンケアの企業別販売高とポジショニング
  4)オーガニック系ブランド別販売高
  5)ナチュラル系ブランド別販売高
  6)スキンケアの種類別販売高
  7)分野別(ヘアケア・ボディケア・メイクアップ)販売高
 5.販売方法および販促活動
 6.今後の展開
  1)オーガニック・ナチュラルコスメの今後の市場性
  2)主要企業の今後の展開

【個別企業編】
 ●ジュリーク・ジャパン株式会社
 ●株式会社ニールズヤード レメディーズ
 ●エスティローダー株式会社
 ●株式会社グッドホープ総研
 ●株式会社ヴェレダ・ジャパン
 ●株式会社マークスアンドウェブ
 ●ジャパンオーガニック株式会社
 ●ロクシタンジャポン株式会社
 ●株式会社イデアインターナショナル
 ●イソップ・ジャパン株式会社
 ●ブルーベル・ジャパン株式会社
 ●株式会社イオンフォレスト
 ●株式会社スタイラ
 ●コーセーコスメニエンス株式会社
 ●日本ロレアル株式会社
 ●株式会社生活の木
 ●株式会社ミトク
 ●株式会社ロゴナジャパン
 ●ドルチェ・ヴィータ・エッセンツィアーリ株式会社
 ●メルヴィータジャポン株式会社
 ●その他の企業

 《調査項目〈各社共通〉※一部異なる》
  1. オーガニック・ナチュラルコスメの展開状況
   1 ) ブランド概要
   2 ) 商品開発経緯
   3 ) オーガニック・ナチュラルスキンケアの展開状況
  2. ブランド分析
   1 ) ブランド信念・処方
   2 ) ブランドコンセプト
  3. 販売高
   1 ) 分野別販売高
   2 ) スキンケアのブランド別販売高
   3 ) スキンケアの種類別販売高
  4. 販売方法及び販促活動
  5. 今後の市場見通しと展開

資料体裁:A4判 133頁
発 刊 日:2012年6月22日