2013年 化粧品トレンドアイテムの市場分析調査

―定番商品からヒット商品、半歩先のニーズまでを徹底分析―

商品番号 mr210130082
価格 ¥ 95,700 税込
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【概要】
今日、日本国内の化粧品市場は飽和状態に達しており、大幅な成長を見込むのは難しくなっている。また、消費者ニーズの多様化・細分化により、従来の世代別マーケティングだけでは対応しきれなくなっており、大きなヒット商品が生まれにくい環境になっている。

しかしそんな状況下においても、消費者ニーズを的確に捉え、市場が大きく拡大しているアイテムがある。また、市場規模はまだ小さいものの、新規参入が活発になり、今後大きな成長が期待できるアイテムがある。

例えば、ノンシリコンシャンプーは従来のシャンプーに比べて割高にもかかわらず、前年度比64.1%増と市場が大きく拡大している。また、オールインワンコスメやヘアカラートリートメントは時短・簡便性といった消費者ニーズを的確にとらえ、順調に成長している。このほか炭酸コスメは、現在の市場規模はまだ小さいものの、その明確な美容効果に加え、マッサージ効果やパック効果といった機能を併せ持ち、近年の多機能ニーズに合致していることから、今後大きく成長することが見込まれる。

このため重要なのは、こうした消費者のさまざまな志向(機能性志向、経済性志向、時短・簡便性志向、安心・安全性志向など)やその変化をいち早くキャッチし、それに対応した製品を好タイミングで市場に送り出していくことである。さらには、こうしたヒット商品の背後にある消費者ニーズを把握することで、商品カテゴリーの枠を超えた商品開発へとつなげていくことである。

本調査では、近年の化粧品市場で注目を集めているアイテム(オールイワンコスメ、洗顔用固形石鹸、シートマスク、日焼け止め、ベビーコスメ、炭酸コスメ、ヘアカラートリートメント、ノンシリコンシャンプーなど)に着目し調査。各アイテムにおける剤型や機能、成分、チャネル、ターゲットなどのトレンドを分析している。さらには、競合ブランド・商品の売上高やこの先4年間(2012~2015年度)の市場規模までを分析・予測。これにより、今後の市場性を踏まえた商品開発に資するデータを提供するとともに、将来新規に参入する際の検討・判断材料を提供することを目的としている。

調査対象アイテム
オールインワンコスメ
洗顔用固形石鹸
シートマスク
日焼け止め(UVケア化粧品)
ベビーコスメ
炭酸コスメ
ヘアカラートリートメント
ノンシリコンシャンプー 

目次
1.調査概要
 1)調査の背景と目的
 2)調査対象商品
 3)調査方法
 4)その他の留意点
2.化粧品市場の沿革
3.化粧品の総市場規模推移
 1)総市場
 2)分野別市場
 3)チャネル別市場
 4)主要企業別販売高
4.トレンドアイテムの商品分析
 1)ポジショニング分析
 2)ライフサイクル分析
 3)主要企業の参入状況
5.トレンドアイテムの売上分析
 1)主要18アイテムの売上ランキング
 2)主要18アイテムの伸長率ランキング
 3)主要18アイテムの今後の市場規模予測
6.今後の方向性

テーマ別市場編 目次
◆オールインワンコスメ
―時短・簡便・節約志向で高まるオールインワンニーズ―
◆洗顔用固形石鹸
―アレルギー問題からの復調を目指す洗顔用固形石鹸―
◆シートマスク
―価格の二極化と高機能化が進行、今後は新しい使用方法・シーンの提案がカギ―
◆日焼け止め(UVケア化粧品)
―ユーザーの裾野拡大とデイリーユースの定着化が市場を牽引―
◆ベビーコスメ
―少子化進むもスキンケア意識の向上と参入企業の増加で市場は安定成長―
◆炭酸コスメ
―導入期から成長期へ:参入企業の増加で今後の成長性に期待が高まる―
◆ヘアカラートリートメント
―ヘアカラーに次ぐ第2の剤型として注目が高まるヘアカラートリートメント―
◆ノンシリコンシャンプー
―ブームで終わるか、定着するか、シリコンを巡る攻防の行方―

調査項目
1.商品概要
2.参入企業
3.市場の沿革と概況
4.主要商品一覧
5.品目分析
6.ブランド分析
7.売上分析
8.販売方法分析
9.今後の市場性

資料体裁:A4判 131頁
発 刊 日:2013年1月16日

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