2018年　接着剤の市場動向分析調査

―市場開拓に向けて東南アジアへの進出が加速―

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概要
【調査趣旨】
◆2017年度における接着剤の市場規模は、前年度比4.0％増の2,830億円となった。拡大要因としては、2014年度まで落ち込んでいた住建・木工・合板用途が、リフォーム需要の拡大などにより増加に転じていること、自動車、電機機器、光学部品などのエレクトロニクス関連向けに高機能接着剤のニーズが増加していることの2点が挙げられる。

◆接着剤事業を展開している主要各社は、海外展開を加速させている。特に東南アジアをターゲットに中国、台湾、タイ、シンガポールなどに生産・販売拠点を展開する企業が増加している。

◆2018年度以降も、国内外ともに引き続き市場の拡大が期待される。国内では、リフォーム用途や高機能接着剤の需要増に加えて、2020年の東京五輪開催に向けて、新幹線や鉄道、道路などの維持・修繕を目的に需要拡大が予想される。

◆当資料では、接着剤6品目を対象に、市場動向と参入企業の事例研究も行っている。具体的には、地域別（国内・海外）・品目別・用途別の市場規模推移、企業別シェア、技術開発動向についてレポートしている。当資料が、今後の事業戦略の策定やビジネス展開上の有用データに資するものになれば幸いである。

【調査対象】
接着剤（一般家庭用・シーリング材を除く）
・反応形接着剤
・ホットメルト形接着剤
・水性形接着剤
・感圧形接着剤
・縮合形接着剤
・溶剤形接着剤　他

【調査期間】
2018年3月～6月


目次
【調査概要】
【市場編】
1．市場概要
　1）接着剤の調査対象範囲
　2）種類別接着剤の製品概要
2．接着剤に関する法・規制の概要
3．主要参入企業一覧
4．主要各社の製品展開状況
5．接着剤の市場規模
　1）総市場規模推移
　2）地域別市場規模推移
　3）種類別市場規模推移
　4）用途別市場規模推移
6．企業別シェア
　1）全体
　2）地域別
　3）種類別
　4）用途別
7． 主要各社の接着剤事業展開
8．研究開発動向
　1）主要企業の研究開発動向
　2）主要企業の特許情報分析
9．今後の市場性
　1）今後の市場予測
　2）主要企業の今後の展開

【個別企業編】
◆アイカ工業株式会社
◆コニシ株式会社
◆DIC株式会社
◆セメダイン株式会社
◆綜研化学株式会社
◆ヘンケルジャパン株式会社
◆東亞合成株式会社
◆日本合成化学工業株式会社
◆株式会社オーシカ
◆株式会社MORESCO
◆高圧ガス工業株式会社
◆デンカ株式会社
◆新田ゼラチン株式会社
◆旭化学合成株式会社
◆田岡化学工業株式会社
◆昭和電工株式会社
◆日本カーバイド工業株式会社
◆ヤスハラケミカル株式会社
◆オート化学工業株式会社
◆協立化学産業株式会社
◆住友ベークライト株式会社
◆株式会社イーテック
◆株式会社アルテコ
◆サンスター技研株式会社

―調査項目〈各社共通〉―
1．企業概要
2．製品の展開状況・製品概要
3．接着剤の売上高
　1）地域別売上高
　2）種類別売上高
　3）用途別売上高
4．研究開発・生産体制
　1）接着剤事業の推進体制
　2）研究開発動向
5．海外展開状況
6．今後の方向性


資料体裁：A4判　141頁
発刊日：2018年6月27日