2019年 チーズの市場分析調査

―“おやつ・おつまみチーズ”の多様化と提案強化が進むチーズ市場―

商品番号 mr120190439
価格 ¥ 106,700 税込
購入商品を選択してください。 (必須)
※法人パッケージ版以外は、事業所内限定商品となります。
法人のお客様はご注文手続き画面の【通信欄】にて貴社名及び部署名を記載いただくようお願い致します


目次
【調査趣旨】
◆2017年度のチーズの総消費量は、前年比5.2%増の33万8,344トンとなった。総消費量については、2013年度、2014年度が円安の進行や輸入原料価格の高騰などが起因し、2012年度の30万トンから29万トン台に落ち込んだが、2015年度、2016年度は輸入量が拡大し、32万トンを突破。2017年度においても輸入ナチュラルチーズが大幅増となり、過去最高の33万トンとなった。

◆市場規模は、金額ベースで前年比4.2%増の3,381億円。家庭用では、日常的な食生活におけるチーズの浸透が進む中、おやつ・おつまみ需要が更に拡大。おやつ・おつまみ需要に対応したベビー、6P、スモークにおいては、フレーバーの多様化や健康成分含有商品の台頭が活発化。また、6Pでは、デザート系チーズの展開により、幅広い需要の取り込みが進んでいる。

◆この他、雪印メグミルクは主力の「6Pチーズ」における新たな食べ方“焼きロッピー”を提案。醤油やソースをかけた焼き方を提案することで、ファミリー層の取り込みを強化。このように、既存ブランドにおいて、新たな食べ方提案を進めることで、顧客層を広げている。

◆業務用では主に外食向けや製パン中食向けにおいて採用が進んだ他、インバウンド需要の継続から土産菓子向けが安定した需要を獲得。外食向けについては、近年“チーズダッカルビ”のブームなどを背景に大手チェーンを中心に採用が活発化。また、串カツや天ぷら、カレーショップなど様々な業態への広がりも進んでおり、今後も外食におけるチーズのニーズは更に高まっていくことが予想される。

◆当該資料では、こうした動きが見られるチーズ市場の動向を調査・分析。用途別(家庭用・業務用)、種類別(プロセスチーズ・ナチュラルチーズ)、タイプ別の市場分析を行うとともに、主要参入企業15社の販売動向および商品戦略を明らかにしている。

【調査期間】
2018年8月~2018年11月


目次
【調査概要】
【市場編】
1.市場概況
2.チーズの需給動向
 1)チーズの供給体制
 2)チーズの需給量推移
 3)ナチュラルチーズの国別輸入状況
 4)輸入ナチュラルチーズの国別・タイプ別輸入量
 5)主要ブランドとチーズ向け原料乳価格の推移
 6)主な輸入エージェントと各国の取り扱い商品名
3.チーズの市場規模分析
 1)種類別市場規模推移
 2)用途別市場規模推移
 3)用途別・種類別市場規模
 4)業務用チーズの業種別市場規模
4.チーズのタイプ別販売状況
 1)家庭用におけるタイプ別販売状況
 2)家庭用チーズのタイプ別市場ポジション
 3)業務用におけるタイプ別販売状況
 4)業務用チーズのタイプ別市場ポジション
5.チーズのメーカー別シェア分析
 1)各メーカーのシェア推移
 2)家庭用市場におけるメーカー別シェア
 3)業務用市場におけるメーカー別シェア
6.主要チーズのタイプ別・メーカー別ポジション
 1)家庭用スライス
 2)家庭用ベビー
 3)家庭用6P、8P
 4)家庭用シュレッド
 5)家庭用カマンベール
 6)家庭用カルトン
 7)家庭用クリーム
 8)業務用シュレッド
 9)業務用クリーム(NC)
7.商品化の方向
 【参考】ファミリーレストランにおける業務用チーズの使用状況
8.各社の商品政策
 1)家庭用
 2)業務用
9.各社のチーズ事業の今後の方向性

【個別企業編】
◆雪印メグミルク
◆森永乳業
◆六甲バター
◆明治
◆宝幸
◆東京デーリー
◆チェスコ
◆伊藤ハム
◆野澤組
◆ムラカワ
◆マリンフード
◆小岩井乳業
◆ヨシダコーポレーション
◆日本マイセラ
◆協同乳業

―個別企業調査項目(各社共通)―
1.企業概要
2.商品展開状況(家庭用、業務用)
3.チーズの販売状況
 1)売上高推移
 2)種類別売上高
 3)種類別・タイプ別売上高(家庭用・業務用)
 4)業務用チーズの業種別売上高
4.商品政策と販売促進策
 1)商品政策
 2)販売促進策
5.今後の市場見通しと展開


資料体裁:A4判151頁
発刊日:2018年11月9日