患者調査シリーズNo.101
2024年 変形性膝関節症の患者調査

―診断時・現在の治療意識が高い人は9割以上/ 治療薬に求められるのは“関節の痛みに対する高い効果” “すり減った膝軟骨への効果”が上位―

商品番号 pr310230165
価格 ¥ 715,000 税込
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【調査概要】
◆当調査では、変形性膝関節症と診断され、その治療のために医療機関を受診している40歳以上の男女564人を対象にアンケート調査を実施した。

◆主な調査ポイントは、変形性膝関節症患者について、(変形性膝関節症を)診断されるまでの経緯、現在受診している医療機関、治療に対する意識、医療機関での治療実態、薬物治療の満足度と不満点、自由診療(多血小板血漿療法、自己脂肪由来幹細胞療法)、治療薬のニーズとしている。

◆調査結果より、診断時・現在のいずれも、ほとんど(9割以上)の人が治療に対して積極的な気持ちを持っていることがわかり、積極的でないのは1割未満であった。積極的でない理由としては、診断時・現在ともに“日常生活に支障がない”ことが上位に挙げられる。

◆また、薬物治療になんらかの不満点を感じているのは7割近くと多数。不満点で最も多く挙げられているのは、“痛みへの効果が不十分”なことで、痛みの程度が大きくなるほど、その割合は高くなっている。

◆さらに、自由診療を受けたことがある人は少数、外科手術を受けたことがある人は1~2割で、自由診療のほうが診断されてから比較的早くに受けている傾向がみられる。また、これら治療を受けた理由は、自由診療が“外科手術を行いたくなかったから”、外科手術が“日常生活に支障があったから”が最多。このほか、自由診療・外科手術ともに、“早く痛みを取り除きたかった/痛みに我慢できなかった”も上位に挙げられている。

◆そして、関節症状に対する効果が高い薬の使用意向は、飲み薬・関節内注射薬・皮下注射薬・点滴注射薬でいずれも3~5割の範囲で、飲み薬・関節内注射薬で比較的高め。治療薬に求められるのは、“関節の痛みに対する高い効果”や“すり減った軟骨への効果”が上位となった。なお、使用意向が高くない理由は、いずれの剤形も“副作用に対する不安”が最多となっている。

【主な調査ポイント】
■診断されるまでの経緯
■現在受診している医療機関と治療に対する意識
■医療機関での治療実態
■薬物治療の満足度と不満点
■自由診療/外科手術の実施状況
■治療薬のニーズ

【調査方法】
WEBによるアンケート調査
調査エリア:全国
対象:変形性膝関節症と医師から診断され、その治療で現在医療機関を受診している40歳以上の男女564人

【調査実査日】
2024年4月8日~9日

目次
■調査概要
■被験者特性
■エグゼクティブサマリー
■本調査

【分析編】
1. 診断されるまでの経緯
2. 現在受診している医療機関と治療に対する意識
3. 治療実態①-全体-
4. 治療実態②-飲み薬-
5. 治療実態③-塗り薬・貼り薬-
6. 治療実態④-関節内注射薬-
7. 薬物治療の総合満足度と不満点
8. 自由診療/外科手術の実施状況
9. 関節症状に対する効果が高い薬のニーズ①-飲み薬-
10.関節症状に対する効果が高い薬のニーズ②-点滴注射薬-
11. 関節症状に対する効果が高い薬のニーズ③-皮下注射薬-
12. 関節症状に対する効果が高い薬のニーズ④-関節内注射薬-

【集計編】
1-1. 膝の関節の異常を自覚し始めた年齢ー平均ー(NA)
1-2. 膝の関節の異常を自覚し始めた年齢ー中央値ー(NA)
1‐3. 膝の関節の異常を自覚し始めてから現在までの期間ー平均ー(NA)
1-4. 膝の関節の異常を自覚し始めてから現在までの期間ー中央値ー(NA)
2-1. 膝の関節の異常で医療機関を受診したきっかけーきっかけとなったことー(MA)
2-2. 膝の関節の異常で医療機関を受診したきっかけー最もきっかけとなったことー(SA)
3-1. 変形性膝関節症と診断された年齢ー平均ー(NA)
3-2. 変形性膝関節症と診断された年齢ー中央値ー(NA)
3-3. 変形性膝関節症と診断されてから現在までの期間ー平均ー(NA)
3-4. 変形性膝関節症と診断されてから現在までの期間ー中央値ー(NA)
4-1. 治療に対する意識-診断時-(SA)
4-2. 治療に対する意識-現在-(SA)
5. 診断時に積極的に治療したいと思っていなかった理由(NA)
6. 現在積極的に治療したいと思っていない理由(MA)
7-1. 変形性膝関節症以外で受診している病気や膝の外傷-診断時-(MA)
7-2. 変形性膝関節症以外で受診している病気や膝の外傷-現在-(MA)
8. 変形性関節症の診断部位以外で慢性的に痛みを感じている部位(MA)
9-1. 治療開始前の痛みの程度-平均-(NA)
9-2. 治療開始前の痛みの程度-中央値-(NA)
9-3. 現在の痛みの程度-平均-(NA)
9-4. 現在の痛みの程度ー中央値ー(NA)
9-5. 今後痛みをどこまで改善したいかー平均ー(NA)
9-6. 今後痛みをどこまで改善したいかー中央値ー(NA)
10-1. 最初に受診した医療機関ー全体ー(SA)
10-2. 最初に受診した医療機関ー医療機関の種類別ー(SA)
10-3. 最初に受診した医療機関ー診療科別ー(SA)
10-4. 診断された医療機関ー全体ー(SA)
10-5. 診断された医療機関ー医療機関の種類別ー(SA)
10-6. 診断された医療機関ー診療科別ー(SA)
10-7. 現在受診している医療機関ー全体ー(MA)
10-8. 現在受診している医療機関ー医療機関の種類別ー(MA)
10-9. 現在受診している医療機関ー診療科別ー(MA)
11. 診断後に受診先を変更した経験があるか(MA)
12-1. 医療機関の受診頻度ー全体ー(SA)
12-2. 医療機関の受診頻度ー診療所(クリニック、医院)ー(SA)
12-3. 医療機関の受診頻度ー一般病院ー(SA)
12-4. 医療機関の受診頻度ー総合病院ー(SA)
12-5. 医療機関の受診頻度ー大学病院ー(SA)
12-6. 医療機関の受診頻度ー各医療機関ー(SA)
13. 現在医師から指示されている治療(MA)
14. 現在医師から指示されている治療薬の種類(MA)
15. 現在医師から処方されている飲み薬の製品(MA)
16. 現在医師から処方されている塗り薬・貼り薬の製品(MA)
17. 現在医師から受けている関節内注射薬の製品(MA)
18-1. 医師の指示通りに治療薬を使用しているかー飲み薬ー(SA)
18-2. 医師の指示通りに治療薬を使用しているかー塗り薬・貼り薬ー(SA)
18-3. 医師の指示通りに治療薬を使用しているかー座薬-(SA)
18-4. 医師の指示通りに治療薬を使用しているか-関節内注射薬-(SA)
19-1. 医師から処方されている治療薬の効果は高いか-飲み薬-(SA)
19-2. 医師から処方されている治療薬の効果は高いか-塗り薬・貼り薬-(SA)
19-3. 医師から処方されている治療薬の効果は高いかー座薬ー(SA)
19-4. 医師から処方されている治療薬の効果は高いかー関節内注射薬ー(SA)
20. 医師から処方されている治療薬の総合満足度(NA)
21. 現在処方されている治療薬に対する不満(MA)
22. 変形性膝関節症の自由診療を受けたことがあるか(SA)
23. 変形性膝関節症の自由診療で受けたことがある治療(MA)
24. 診断されてから自由診療を受けるまでの期間(SA)
25. 変形性膝関節症の自由診療を受けた理由(MA)
26. 変形性膝関節症の自由診療を受ける前に期待したこと(MA)
27. 変形性膝関節症の自由診療による治療の効果は高いか(SA)
28. 変形性膝関節症の外科手術を受けたことがあるか(SA)
29. 変形性膝関節症で受けたことがある外科手術(MA)
30. 診断されてから外科手術を受けるまでの期間(SA)
31. 変形性膝関節症の外科手術を決断した理由(SA)
32-1. 変形性膝関節症の外科手術の効果は高いかー関節の痛みー(SA)
32-2. 変形性膝関節症の外科手術の効果は高いかー関節のこわばりや腫れー(SA)
32-3. 変形性膝関節症の外科手術の効果は高いか-可動域の改善-(SA)
32-4. 変形性膝関節症の外科手術の効果は高いか-日常生活の改善-(SA)
33. 変形性膝関節症の外科手術に対する不満(MA)
34. 診断時に治療に関する相談や症状を医師に伝えられているか(SA)
35. 診断時に治療に関する相談や症状を医師に伝えられていない理由(MA)
36-1. 治療方法や治療薬を医師とどのように決めているか-現在-(SA)
36-2. 治療方法や治療薬を医師とどのように決めているかー今後の希望ー(SA)
37. 変形性膝関節症の治療のために医療機関で支払う1か月あたりの費用(SA)
38. 変形性膝関節症の治療で利用している医療費助成制度・介護支援制度(MA)
39. 変形性膝関節症の治療における市販用サプリメントの1か月あたりの購入費用(SA)
40. 「ロコモティブシンドローム」を知っているか(SA)
41-1. 関節症状に対する効果が高い薬の使用意向ー飲み薬ー(SA)
41-2. 関節症状に対する効果が高い薬の使用意向ー点滴注射薬ー(SA)
41-3. 関節症状に対する効果が高い薬の使用意向ー皮下注射薬ー(SA)
41-4. 関節症状に対する効果が高い薬の使用意向ー関節内注射薬ー(SA)
42-1. 関節症状に対する効果が高い薬の使用意向が高くない理由ー飲み薬ー(MA)
42-2. 関節症状に対する効果が高い薬の使用意向が高くない理由ー点滴注射薬ー(MA)
42-3. 関節症状に対する効果が高い薬の使用意向が高くない理由ー皮下注射薬ー(MA)
42-4. 関節症状に対する効果が高い薬の使用意向が高くない理由ー関節内注射薬-(MA)
43-1. 関節症状に対する効果が高い飲み薬を使用する場合に重要視すること-積み上げ-(MA)
43-2. 関節症状に対する効果が高い飲み薬を使用する場合に重要視すること-ウエイト平均-(NA)
44-1. 関節症状に対する効果が高い点滴注射薬を使用する場合に重要視することー積み上げー(MA)
44-2. 関節症状に対する効果が高い点滴注射薬を使用する場合に重要視すること-ウエイト平均-(NA)
45-1. 関節症状に対する効果が高い皮下注射薬を使用する場合に重要視することー積み上げー(MA)
45-2. 関節症状に対する効果が高い皮下注射薬を使用する場合に重要視すること-ウエイト平均-(NA)
46-1. 関節症状に対する効果が高い関節内注射薬を使用する場合に重要視することー積み上げー(MA)
46-2. 関節症状に対する効果が高い関節内注射薬を使用する場合に重要視すること-ウエイト平均-(NA)
47-1. 関節症状に対する効果が高い薬に1か月あたりに支払える費用の上限ー飲み薬ー(SA)
47-2. 関節症状に対する効果が高い薬に1か月あたりに支払える費用の上限ー点滴注射薬ー(SA)
47-3. 関節症状に対する効果が高い薬に1か月あたりに支払える費用の上限-皮下注射薬-(SA)
47-4. 関節症状に対する効果が高い薬に1か月あたりに支払える費用の上限-関節内注射薬-(SA)
48. 変形性膝関節症の治療に関する情報の主な入手先(MA)
49. 変形性膝関節症の治療に関する情報のインターネットでの主な入手先(MA)

【発刊日】
2024年5月10日

【資料体裁】
A4判215頁